マイクロソフトの名を語る偽メールを使った「日本製」ウイルスが発見されました(http://www.symantec.com/region/jp/news/year99/991001.html)。
以前「Y2Kcount.exe」という海外製のウイルスを紹介しましたが,今度は日本語版です。前記ホームページには偽メール本文も掲載されているので是非一度ご覧ください。
いずれにしてもメールに添付されてきたファイルは,むやみに実行しないことが大切です。
サイテックシステムでは,ウイルス対策についてもサポートいたします。何も対策をしていない方,少しでも不安に感じる方はご相談ください。
しかし,多くの人が関心を持ち心配している2000年問題を利用し,しかもマイクロソフトの名を語って油断させるなんて,本当に悪質ですね。今後年末にかけて,メール以外の方法で2000年問題を利用した犯罪も出てくるかも知れません。今年の1月に携帯電話の電話番号が一斉に変わりましたが,そのとき「今あなたが使っている携帯電話は使えなくなる」と嘘の情報を伝えて新しい携帯電話を購入させる,という事件がありました。このような事件が起こらなければ良いと思います。
いずれにしても,各個人が2000年問題に関する正しい情報を積極的に入手し,正しい判断ができるようになっておくことが大切です。
Written by 大坪 和久